"即興" の DJ ほど事前準備が緻密
DJ プレイの世界では、「現場で観客を見ながら選曲する」ことが至上とされる文化があります。一方で、フロアで実際に求められるレベルでミックスを組み立てるには、選曲候補・キー進行・BPM 推移を事前にかなりの時間設計している必要があります。Setlii はこの「事前設計」を効率化するためのツールとして DJ にも有効です。
1. プール(持ちネタ)はライブラリで管理する
Setlii の「ライブラリ」機能は、よく使う曲をジャンル・BPM・キーで分類して保管できます。プレイの度にゼロから曲を探すのではなく、ライブラリからコピーしてセトリに並べる運用にすると、選曲のスピードが上がります。
2. セトリは "想定" と "現場" の 2 種類作る
- 想定セトリ:プレイ前に作る理想形。順序・ミックスポイントまで決め込む。
- 現場セトリ:終演後に「実際にかけた曲」をログとして残す。次回への振り返り資料になる。
Setlii のセトリ複製で「想定」をベースに「現場ログ」を派生させる運用が便利です。
3. キーミックスの可視化
カマロット表記でのキー管理は、ハーモニックミックスの基本です。Setlii のアイテムごとのキー欄に「8A」「9B」のように記入しておくと、セトリ全体のキー進行が一覧で確認できます。
4. BPM の "段差" を意識する
BPM の急激な上下は、フロアの体感を疲れさせます。120 → 124 → 126 → 128 のように段階的に上げる、もしくは BPM を保ったまま雰囲気を変える曲を使うのが定石です。Setlii で BPM を入力しておけば、想定セトリの BPM 推移が見えやすくなります。
5. アンコール枠のキラー曲は別管理
"絶対外さない" 切り札曲は、本編セトリには入れず別ライブラリで管理しておくと、アンコール対応時に迷いません。
6. プレイ後の振り返りに録音を活用
プレイ後 24 時間以内に、現場録音を Setlii に音源として添付し、コメント機能でミックスの反省点を残します。次回までに見返す習慣を作ることが、上達の最短距離です。
共有 URL でクラブ運営側との連携
クラブやイベンターから「事前にセトリ案を送ってほしい」と言われたとき、Word ファイルや PDF で送るより、Setlii の共有 URL を送る方が編集が反映されやすく、相手側も閲覧用ログインなしで開けます。