盛り上がるセットリストの作り方 7 つのコツ

#Setlii #セトリ術

オープニング選び・中盤の緩急・クライマックスの設計など、ライブで観客を最後まで離さないセトリ構成のコツを 7 つの観点で解説します。

「曲は良いのに、ライブが盛り上がりきらない」の原因はセトリかも

同じ楽曲群でも、並び順を変えるだけで観客の体感はまったく違うものになります。ここでは、ライブハウスやイベントで実際に効果を確認しているセトリ構成のコツを 7 つ紹介します。

1. オープニングは "知ってる" か "アガる" のどちらかに振り切る

1 曲目に新曲やバラードを置くと、観客の集中が立ち上がるまでに時間がかかります。フック付きのキャッチーな曲、または既にリリース済みで観客が予習している曲を最初に置くと、ライブ全体の体感熱量が変わります。

2. 2〜3 曲目に最も強い曲を置かない

オープニングの直後に "最大瞬間風速" を出してしまうと、その後の構成が下り坂に感じられます。強い曲は中盤後半に温存し、序盤は曲の世界観を広げる役割の楽曲で繋ぐのが定石です。

3. 中盤に必ず "緩" を入れる

アップテンポ → アップテンポ → アップテンポ と続くと、観客の耳が疲れて中だるみが起きます。バラード/アコースティックアレンジ/DJ プレイ中ならテンポダウンの曲を中盤 1 つ挟むだけで、最後のクライマックスで再度浮上したときの落差が大きくなります。

4. キーの並びにも気を配る

同じキーが 3 曲続くと「全部同じに聴こえる」と感じられます。キー違いを意識して並べる、間に半音違いを入れる、トランスポーズで隣接させる等、調性に変化を持たせるとセトリ全体の印象が引き締まります。Setlii ではアイテムごとにキー情報を管理できるので、リスト表示で一覧から確認できます。

5. MC は "場面転換" として設計する

MC は曲間の隙間ではなく、構成上の重要な装置です。3 〜 4 曲ごとに 30 〜 60 秒の MC を配置するイメージで設計すると、観客の集中が途切れません。短い MC は観客の表情を確認しつつテンションを上げる役割、長い MC は次のブロックへの導入になります。

6. クライマックスは "アンコールを含めた逆算" で組む

本編ラストでフルパワーを出し切るのではなく、「本編ラスト → 一旦 MC で締め → アンコール 2 曲」を一塊として設計します。アンコール 1 曲目は本編で温めておいた "未演奏のキラー曲" を置くと盛り上がりが伸びます。

7. 同じ会場で 2 公演する場合は "差分" を意識する

マチネ/ソワレや 2 days ライブの場合、来場者の半数前後が両日来てくれるパターンも珍しくありません。Setlii のセトリ複製機能で前日のセトリをコピーし、序中盤を差し替える運用が現場で機能しています。

まとめ

セトリは「曲のリスト」ではなく「観客の感情の起伏を設計する装置」です。Setlii のドラッグ並び替えで何パターンか試してみて、メンバーで共有しながら詰めるのが近道です。